カブス今永昇太投手(30)がメジャー初勝利を挙げた。本拠地シカゴでのホーム開幕戦でメジャーデビュー。試合開始前の気温6度の寒さの中、半袖で熱投。6回を2安打無失点無四球、毎回の9奪三振と快投を演じた。

立ち上がりの初回は、中飛、空振り三振、遊飛と3者凡退でスタートした。

2回は、先頭打者を三失で塁に背負ったものの、後続を連続空振り三振、右飛に仕留め、無失点で切り抜けた。

3回は、左飛、見逃し三振、中飛と、3者凡退に仕留めた。

4回は、2番からの好打順を左飛、見逃し三振、空振り三振に打ち取った。

5回は、空振り三振、左飛、空振り三振と、完璧に封じた。

6回は、中飛、右飛に仕留めた後、連続安打を浴びたものの、最後は3番ジョーンズを空振り三振に仕留めた。

両軍無得点で迎えた6回、カブスは鈴木誠也の安打などで好機を広げ、敵失が絡んで3点を先制。今永は勝利投手の権利を得て、92球で交代した。