ロッテの吉井理人監督(58)が30日、佐々木朗希投手(22)に“先発ローテ死守指令”を出した。プロ5年目シーズンに挑む右腕に対し、指揮官は「ローテーションピッチャーは1年間、日本の場合は1週間に1回。しっかり元気な姿でマウンドに上がって、ゲームの半分以上を投げてくれたら、それで言うことはないです」と期待を込めた。
首脳陣や朗希を含むチーム本隊は午後6時15分に新石垣空港入り。ビシッとネクタイを締めた長身192センチの右腕が姿を現すと、居合わせたファンは拍手や歓声で沸いた。昨年は3月のWBCに合わせ、例年より早めの調整を実施。侍ジャパンの一員として世界一に貢献したが、シーズンでは15登板で7勝4敗、防御率1・78をマークしつつも故障や発熱で3度離脱。自身初の規定投球回には届かなかった。まだ1年間ローテを守り通した経験はない。
吉井監督は、佐々木については「彼も5年目で、3シーズンを投げている。どうやって開幕を迎えたらいいか、調整の仕方はわかっている。そこはしっかり任せていきたい」と調整は一任する方針だ。2月末~3月頭に対外試合での実戦登板を視野に入れ、「(ライブBPは)逆算して、今月(2月)の半ば15~20日の間ぐらいかな。(13日から移動する)糸満には始めの方は行かないかもしれないけど、相談して決めます」と構想を明かした。
12球団大トリで契約更改をし、27日の会見では、初めて公の場でメジャー挑戦希望も明言。早ければ今オフにもメジャー挑戦の可能性がある右腕は「たくさん試合数を投げ、キャリアハイは目指さないといけない」と決意も口にしていた。指揮官は「開幕に向けて調子を上げてくれたら」と期待。夢を追いかける令和の怪物は、今季こそフル稼働する。(竹内 夏紀)
◆朗希の各シーズン
▽1年目(2020年)体づくりに専念し、1~2軍ともに登板なしも、ほぼ通年で1軍に同行して経験値を積む。
▽2年目(21年)5月16日の西武戦で初登板初先発し5回4失点(勝敗つかず)。同27日の阪神戦でプロ初勝利。大半は中10日以上の十分な間隔を空けた登板だった。
▽3年目(22年)自身初の開幕ローテーション入り。4月10日のオリックス戦では20歳5か月の史上最年少で完全試合を達成。夏場には右手中指のマメをつぶした影響もあり、約1か月ローテを外れた。
▽4年目(23年)左脇腹肉離れや発熱などによる3度の離脱で、15試合の登板にとどまった。
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