Search

ユウキサイド高校6冠 石川祐希奇跡の世代を支えた1個上の先輩たち - 毎日新聞

全日本高校選手権を制し記念写真に納まる星城高主将の横井玲央さん(左)と石川祐希選手。主将イズムは後輩に受け継がれた=埼玉県内で2013年1月(相之俣光康さん提供)

 史上初の「2年連続高校3冠」を成し遂げた愛知・星城高。「奇跡の世代」と呼ばれた石川祐希選手(27)=ミラノ=らを取材していた2013年1月、気になる言葉があった。

 「3年生がいなくなる来年度が心配」

 全国高校総体、国体、全日本高校選手権の高校3冠を初めに達成した年の星城高のチームは、石川選手ら2年生主体で組まれていた。3年生のレギュラーはわずか1人。普通に考えれば不安はないはずで、当時は真意が分からなかった。

 改めて当時の関係者に取材した。すると「石川伝説の序章」を支えた1学年上の先輩たちの姿が浮かび上がってきた。

 愛知・星城高の先輩たちを描いた「ユウキサイド」は、2回に分けて配信します。
 次回:コートに誰もいない3年生 石川祐希を育てた伝説の「GM」(7月17日午後7時公開予定)

年賀状で「セッターうまくなれ」

 「祐希たち2年生は努力の天才。見ているだけで恐ろしく感じるほど、バレーボールと真剣に向き合っている。あの子たちが楽しそうにやっている限り、チームは負けない。そこから僕たち3年生にできることを考えた」

 石川選手らが2年生だった当時、3年生で主将を務めた横井玲央(れお)さん(28)は、試行錯誤しながら懸命に駆け抜けた1年間を振り返り始めた。

 石川選手の学年は、中学3年の時に全国都道府県対抗中学大会で準優勝した愛知県選抜の主力が勢ぞろい。入学時から大いに期待されていた。

 一人、また一人。正リベロだった横井さんらは順々にレギュラーポジションを失い、石川選手らが主力に代わった。

 だが、横井さんは「当然のこと…

Adblock test (Why?)



from スポーツ - 最新 - Google ニュース https://ift.tt/YjFHXC4
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

0 Response to "ユウキサイド高校6冠 石川祐希奇跡の世代を支えた1個上の先輩たち - 毎日新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.