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【詳報】センバツ高校野球 健大高崎が初優勝 群馬県勢 春は初 | NHK - nhk.or.jp

2年連続で準優勝となった報徳学園。決勝で1点及ばず敗れたものの甲子園での5試合を通してエラーはわずかに2つと守備の堅さが光りました。

中でも、二遊間を守る山岡純平選手と橋本友樹選手の2年生コンビは、これまでの試合に続き決勝でもすばらしい守備を見せました。山岡選手は2回、一・二塁間の鋭い打球に飛びついてもぎ取り、すぐに立ち上がってファーストにボールを送りアウトに。また橋本選手は5回、1アウト二塁のピンチで三遊間の打球をダイビングキャッチし「あそこから投げられないとショートは務まらない」と強い送球でアウトにして失点を防ぐなど、再三の好守備を見せました。

自主練習で一緒に練習することが多く、互いをよきライバルと話す2人がそろって口にするのが『ふだんの練習の大切さ』です。

山岡選手が「試合を想定した練習ができているから一球への重みや球際の強さが鍛えられている」と言えば、橋本選手は「ふだん監督が打ってくれるノックからチームで緊張感を作っていることが試合でのいいプレーにつながっている」と胸を張りました。

今大会から反発力を抑えた新たな基準のバットが導入されたなかで報徳学園の長打はチームで3本のみ。山岡選手は「もともと長打を打てる選手が少なく、守備のチームと言われてきたこそ、低反発バットになったことで『僕たちの時代が来た』と前向きに捉えました。鍛えてきた球際の強さが甲子園でも出せました」と堅い守りから攻撃につなげる野球に自信をつけた様子でした。

一方で、結果は2年連続の準優勝、22年ぶりの栄冠には、あと一歩届きませんでした。9回の一打同点のチャンスに三振に倒れ、最後の打者となった橋本選手は「勝負強さが足りませんでした。次は夏に向けて切り替えて、必ず帰ってきて優勝します」と力強いまなざしで決意を口にしました。

堅い守りに加え、攻撃での勝負強さを身につけて夏こそ、全国の頂点を目指します。

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