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侍ジャパン・村上宗隆が4番の仕事 先制打放ち「日の丸を背負うのは特別」 - 産経ニュース

【日本代表-欧州代表】一回に先制適時打を放った日本の村上=3月6日、京セラ(水島啓輔撮影)

日本代表5-0欧州代表(6日、京セラ)

野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合で、久々に日の丸を背負った村上(ヤクルト)が4番の期待に応えた。一回1死二、三塁のチャンスで先制適時打。犠飛も意識したチームバッティングで流れをもたらし「初戦の大事な先制点をとれたことはすごくよかった」とこぶしを握った。

昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以来の日本代表。「やっぱり日の丸を背負ってプレーするのは特別なこと」との思いをさっそくバットに乗せた。

井端監督はメンバーを選出したときから村上に4番を託す考えだった。「4番でどっしりして、チームに安心感を与えてくれる」と全幅の信頼を寄せる。WBCでは最後まで4番を務められなかった大砲は、この1年の成長を問われると「今後、結果が残るにつれて成長を感じられると思う」と話し、自らを厳しく見つめ続ける構えだ。

井端ジャパンは今年11月に開催される国際大会「プレミア12」の連覇が大きな目標になる。同じWBC組の近藤(ソフトバンク)も五回に2点打を放つなど、世界一の経験値は頼もしい限り。日本打線の牽引(けんいん)を求められる村上は「11月が本当の大会になる。そこに向けていいシーズンを送れたら」。秋の大舞台も見据えながら、2024年を戦っていく。(大石豊佳)

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