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宮城野部屋が師匠代行の下で稽古開始 玉垣親方は前日に訓示「責任ある行動が取れるような心構えを」 - スポーツ報知

 大相撲の元幕内・北青鵬による暴力問題で宮城野親方(元横綱・白鵬)が師匠の立場を外れた宮城野部屋が28日、師匠代行に就いた玉垣親方(元小結・智乃花)の下、大阪市内の同部屋宿舎で初の稽古を行った。報道陣には非公開だったが午前8時から約3時間半、春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向け、汗を流したという。玉垣親方は「力士たちはみんなよく稽古をしていました。やるべきことを粛々とやっている感じですね」と感想を語った。

 同親方は27日の夕方に合流し、宮城野親方や力士らを前に訓示。内容については「今の現状をしっかりと受け止めてもらい、今後自覚、責任ある行動が取れるような心構えですね」と話した。「(部屋の力士は)素直でいい子たちばかりですよ。しっかりと、言っていることを受け止めているなと思いました。宮城野親方も力士と同じ立場で、部屋全体の不祥事として受け止めています。ただただ、反省ですよね。神妙な様子でした」と明かした。

 日本相撲協会やコンプライアンス委員会の指導で、力士らの行動も制限されることになる。玉垣親方は「団体生活ですし、不祥事が起きた時は部屋全体の問題になるじゃないですか。致し方ないですね。かわいそうですけど、みんな素直ですから、それを受け止めています」と述べた。異例の状況で土俵に臨む力士たちには「自分のやるべきことをやって、3月場所でいい相撲取って、皆さんの見る目を変えてもらえたらと思います。一生懸命やっている姿を見せるのも力士の務めですね」と願った。

 春場所は師匠代行を務めるが、4月以降は伊勢ケ浜一門が宮城野部屋を預かり、協会執行部と運営方法を協議する方針。玉垣親方は「(同じ一門で)身内に近いわけですから、最善の処遇をしていただきたい気持ちはあります」と望む一方で「協会とコンプラ委は総合して判断していくわけですから、厳しい形で判断を下すかもしれません」とも語っていた。

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