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51歳の葛西紀明、4季ぶり歴代最多570回目のW杯出場へ…予選45位に「あぶねー」 - 読売新聞オンライン

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子札幌大会は17、18日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(HS137メートル、K点123メートル)で個人第19、20戦が行われる。今季のW杯個人総合で3位につける小林陵侑(チームROY)にとって「ホーム」で迎える重要な2連戦。51歳の葛西紀明(土屋ホーム)は、4季ぶりのW杯本戦に臨む。

 16日は第19戦の予選が行われ、小林陵は125メートルを飛んで5位で17日の本戦に進んだ。133メートルを飛んだ二階堂蓮(日本ビール)が日本勢最高の2位だった。葛西は106メートルを飛び、45位で通過した。17日の本戦で570回目のW杯出場となり、自身の持つ歴代最多出場記録を更新する。

 小林陵は予選後、「それなりのジャンプを飛べた。テイクオフ(踏み切り)も悪くなかった」と振り返った。今季は序盤こそ2桁順位が多かったが、個人第9~12戦を兼ねた伝統のジャンプ週間で2季ぶり3度目の総合優勝を果たした。その後は安定したパフォーマンスを維持し、優勝こそ1度にとどまるが、9度も表彰台に上がっている。小林陵は今季ここまでの出来を「可もなく不可もなく」と振り返るが、昨季は札幌で2勝しているだけに期待は高まる。

 最大のライバルは、今季8勝を挙げているシュテファン・クラフト(オーストリア)。小林陵は「もう一つ爆発力がほしい。2位が多いので、一番高いところに立ちたい」と闘志を燃やしている。

 4季ぶりのW杯本戦出場が決まると、葛西は会場に詰めかけたファンとグータッチし、喜びをかみしめた。報道陣に囲まれると、「あぶねー。めちゃくちゃ緊張した。みんな騒ぐから」と笑った。踏み切りのタイミングが遅れたというが、「今の調子であれば、ちょっとくらい失敗しても何とかいけるという自信もあった」。歴代最多を更新する570回目の出場となる17日の本戦では、W杯ポイントを獲得できる30位以内を目指すという。

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