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森保一監督、引退の遠藤保仁に「しょっちゅうやられた。メンタルをすごい読んでる。コロコロPKも」 - スポーツ報知

 【ドーハ(カタール)9日=星野 浩司】サッカー日本代表の森保一監督(55)が、9日に現役引退を発表した元日本代表MF遠藤保仁(43)=磐田=について「日本サッカー界に多大な貢献をしてくれたと思う。本当にお疲れ様でした、ありがとうございましたと伝えたい」と感謝した。

 J1歴代最多の672試合、日本代表でも歴代最多の152試合出場と数々の記録を残したレジェンドが現役生活に幕を閉じた。

 森保監督は「日本が世界で戦えるというところの、今につなげてくれた素晴らしい戦い方をしてくれた。Jリーグであったり、育成の選手たちに、技術力の高さとポジショニング、先を読む力。選手として、身体能力で勝負するタイプではなかったと思いますが、クレバーで戦うところのサッカーの楽しさを教えてくれて、技術、予測力が必要だというところはいろんな選手たちに指導者に影響を与えてくれた。サポーター、観客の皆さんにサッカーの魅力を伝えてくれたと思います」と評した。

 敵として中盤でしのぎを削った現役時代に加え、自身が監督になった後も遠藤には苦しめられた。

 「しょっちゅうやられています。シンプルに攻めてくれれば対応しやすいのに、一手間かけてくる。相手のメンタルの状態をすごい読んでいる、勢いをそがれる、逆をつかれるというか、コロコロPKも、そんな感じだなと思う」

 2015年のJリーグ・チャンピオンシップ決勝。自身が率いる広島と、遠藤を擁するG大阪で対決した。

 「最終的には我々が勝たせてもらいましたけど、みんなが緊張感の中、勢いでプレーしているところを彼だけがうまく流れを読みながらプレーするのがすごく印象に残っています。ああいう選手は、緊張することたぶんないんじゃないですか。それくらいのメンタルなのか、経験を積んでそうなったのか分からないけど、できるということを示してくれた。自信を持ってプレーすることが大切だと示してくれた選手だと思います」

 遠藤は日本を代表するボランチとして、正確なパスやキック、卓越した戦術眼などを武器に、長年にわたってトップレベルでプレーした。

 森保監督は「ひょうひょうとやっていますけど、コツコツとずっとやり続ける、試合中もずっと動き続けて、今も走行距離は相当多いと思います。見た目のうまさみたいなところがフォーカスされるかもしれないですけど、動き続けるとか、タフに戦い続けるところをやった上で技術力を見せてくれた。これからの選手でも遠藤選手みたいな選手がたくさんうまれてくれたらうれしいし、指導者としてもまた頑張ってほしいと思います」と期待を寄せた。

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