<FIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会:日本代表なでしこジャパン3-1ノルウェー>◇5日◇決勝トーナメント1回戦◇ニュージーランド・ウェリントン
MF宮沢が乗ってるね。前線にスペースがあれば、スピードが生きる。ノルウェー戦は2-1になってから相手が前掛かりになったところで、守備ラインを破った。飛び出しもドリブルもゴール前のシュートも冷静だった。今までの歴代なでしこジャパンにはいないタイプだな。
男子で例えるなら、FW浅野だね。少し前ならFW大黒や岡崎タイプ。相手より先にエリアに入るスキルがあって、そうなると相手も変に体を当てたり、肩を入れたり、足を伸ばしたり、手を使うことはできない。しかも落ち着いてシュートが打てるから、得点が量産できる。
ただ、スペインも、ノルウェーも背の高いセンターバックをそろえて空中戦には強かったが、スピード系のDFはいなかった。そのため、宮沢のスピードが一段と速く感じられた。これから駒を進めるにつれ、高さとスピードがあるセンターバックが出てくる。その時、宮沢が駆け引きからスピードに乗って冷静に得点できるか、楽しみだね。
日本はこの4戦、危なげなく勝利をつかんできた。特にこの日のノルウェーは一昔前のサッカーをやっていた。技術はないが、パワーはある。でも、もうパワーで押し切って勝負する時代ではない。そのため、日本のパスワーク、フェイント、ドリブル、連係が実力以上に良く見えた。なでしこの面々もそれは分かっているはず。12年前のあの景色がもう1度見られるかな? ちょっと期待したくなるね。(日刊スポーツ評論家)
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