なでしこジャパン【速報】Ｗ杯スペイン戦、宮沢ひなたがまた先制ゴール…見事な連係見せる - 読売新聞オンライン

　ニュージーランドと豪州を舞台に開催されているサッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）で、日本代表「なでしこジャパン」（世界ランキング１１位）は３１日、１次リーグＣ組の最終戦で、スペイン代表（同６位）戦に臨んだ。ここまで２連勝で決勝トーナメント進出を決めているチーム同士の対戦で、１位通過を懸けた一戦だ。日本は、勝てば１位、引き分け以下なら２位となる。（→スペインの特徴はこちら）（→スペイン紙記者がＤＦ南に「グッドラック」はこちら）（→決勝Ｔ１回戦の対戦相手はこちら）

▽４０分、センターサークル付近でボールを奪った日本は、植木が前を向き、右サイドの宮沢にパス。走りこんだ宮沢は、体を投げ出すような体勢ながら強烈なシュートをゴール左上に突き刺した。ファインゴールで３点目。

▽２９分、カウンター攻撃で攻める。宮沢からのパスを前線で受けた植木理子（日テレ・東京Ｖ）が相手ＤＦに詰められながらシュート。相手選手に当たったボールはふわりと浮き、ＧＫが懸命に伸ばす手の先を越えてゴールに吸い込まれた。植木はザンビア戦に続く２点目。

▽１９分、スペインのペナルティーエリア外側からのシュートをＧＫ山下杏也加（ＩＮＡＣ神戸）ががっちりキャッチ。

▽１２分、熊谷紗希（ローマ）が左サイドの遠藤純（エンゼルシティー）にパス。遠藤は落ち着いて、カーブをかけてＤＦの裏へパス。走りこんだ宮沢ひなた（マイナビ仙台）が落ち着いて左足でゴール左隅にけりこんだ。見事な連係で宮沢は、初戦のザンビア戦に続く先制ゴールを挙げた。今大会３得点目。

▽９分、左サイドからの日本のＦＫ。猶本と遠藤が相手のタイミングを崩すようにフェイントを入れつつ最後は猶本がけったが、味方と合わず。

▽５分、日本の右サイドからスペインに長いボールがゴール前へ入った。ボンマティが足から飛び込んだがわずかに合わず、難を逃れる。

▽立ち上がり、スペインがボールを保持し、細かいパス回しで攻める。日本もしっかり男子同様のスタイルだ。

▽日本時間午後４時、日本のボールで試合が始まった。

　両チームのスタメンが発表された。日本は、初戦のザンビア戦から５人変更。ＤＦの高橋はな（三菱重工浦和）は、今大会初出場。ＦＷ植木理子（日テレ・東京Ｖ）も初スタメン。前戦のコスタリカ戦でゴールを決めたＭＦ猶本光（三菱重工浦和）らが先発する。過去２試合、活躍した長谷川唯（マンチェスター・シティー）や藤野あおば（日テレ・東京Ｖ）らは外れた。（→スタメン詳細はこちら）

（→日本の前日記者会見の様子はこちら）
（→スペインの前日記者会見の様子はこちら）
（→藤野ら若手３人が「宝物」ゲットはこちら）

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