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【広島】栗林良吏、再出発の116試合目プロ1勝!逆転で交流戦3カード目にして初の白星発進!貯金1 - au Webポータル

7回から2番手で登板する栗林良吏(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム2―3広島(6日・エスコンフィールド)

 広島は、逆転勝利で今年の交流戦3カード目で初の白星発進となった。

 1点ビハインドの8回、宮西に対して2死無走者から打線が粘りを見せた。2死から秋山が中前打を放ち、マクブルームが四球で続いて2死一、二塁。西川がフルカウントから3球ファウルで粘った末に三遊間を破って同点。18戦連続無失点を続けていた左腕をマウンドから引きずり下ろすと、続く代打・松山がしぶとく三塁の頭上を越す適時打を放って勝ち越しに成功した。

 先発・大瀬良は、3回1死三塁から松本剛の2ランを被弾。その後も6回まで毎回のように得点圏に走者を置きながら粘って追加点は与えなかった。ビハインドの場面での降板となったが、5敗目は回避した。

 2番手で7回から登板したのは、栗林。2死から加藤豪に右前打を許したが、1イニングを無失点。直後の攻撃で打線が逆転に成功し、入団から116登板目にしてプロ初勝利が舞い込んだ。開幕から不安定な投球が続き、さらには右内転筋筋挫傷による約1か月間の離脱もあった。復帰2戦目となった4日の本拠ソフトバンク戦では、2番手として1点リードの6回に5連打で3失点して逆転を許して5敗目を喫していた。再出発のきっかけとなるプロ1勝となった。

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