メッツ千賀滉大投手(30)が、あと「1死」でデビュー戦以来の3連勝を逃した。4回2/3を投げて2本塁打を含む7安打4失点4四球7奪三振の内容で、勝敗はつかなかった。

立ち上がりの初回は3者凡退と、まずは順調にスタートした。大量6点の援護を受けた2回は、四球と安打の走者を許したものの、3アウトすべてを空振り三振で奪った。

だが、最後まで本来の調子ではなかった。3回2死一塁から、二塁後方へポトリと落ちる安打で1失点。4回には2ラン、5回2死からソロ本塁打を浴び、四球を与えたところで交代を告げられた。

5回表の味方の攻撃が打者11人、6得点と長引いたこともあり、千賀は一塁後方のブルペンへ。軽めのキャッチボールで体を動かしたが、細かい制球ミスなどで球数96球を要したこともあり、12-4と大量8点リードしても、白星には届かなかった。