東京ドームで開催された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」準々決勝でイタリアに勝利した日本代表「侍ジャパン」は、2023年3月17日(金)午前2時50分ごろ、日本航空(JAL)が運航するチャーター機「JL8800便」で、アメリカ・マイアミへ向け羽田空港から飛び立ちました。使用機材は、JAL SKY SUITE IIIを搭載したビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席のボーイング787-9型機「機体記号:JA869J」です。侍ジャパンは、3月20日(月)にマイアミで行われる準決勝に出場します。代表選手のインスタグラム・ストリーズでは機内の様子が数多く投稿されています。
定期便が運航されている日米線の中でも一番距離のあるマイアミは、普段、直行便が運航されておらず、所要時間はおよそ14時間です。3月16日にアトラス航空のボーイング747-400型機によって運航された同路線の所要時間は、13時間7分でした。
2017年の前回大会時、準決勝進出を決めた侍ジャパンは、エアXチャーターのエアバスA340-300型機「機体記号:9H-BIG」で渡米していましたが、今回は日本航空(JAL)がチャーター機を運航しました。
一見ハードに感じる深夜の移動ですが、マイアミ到着が早朝であり、機内で十分な睡眠が取れれば、時差ボケを最小限に留められると考えられます。奇しくも3月17日は「世界睡眠デー」、フルフラットシートで負担が少ない状態での移動となりそうです。
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