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【世界陸上】鈴木健吾&一山麻緒ら日本選手団7人が新型コロナ陽性 濃厚接触者も検査へ - スポニチアネックス Sponichi Annex

鈴木健吾と一山麻緒
Photo By スポニチ

 日本陸連は16日、米オレゴン州で開催されている世界選手権において、男子マラソンの鈴木健吾(富士通)、女子マラソンの一山麻緒(資生堂)が新型コロナウイルス感染症で陽性となったことを発表した。

 男子マラソンが17日、女子マラソンが18日に控える中で、それぞれ競技は欠場することが決まった。現地時間16日に日本選手団が会見を開いて発表した。

 また、日本選手団の役員である高岡寿成シニアディレクター、福嶋正コーチ、永山忠幸コーチも陽性となったという。この日の朝には山崎一彦監督と役員1人の陽性判定を発表していたため、選手団から計7人の陽性者が出たことになった。日本選手団のドクターならびに大会主催者の指示に従い、7人は選手団との隔離のために別棟で既に5日間の安静加療を行っている。

 鈴木は前日から体調不良を訴えていたため、大事を取って既に隔離されていた。この日になって発熱の症状が見られたため、PCR検査を実施。一山はのどの痛みがあったことからPCR検査を受け、それぞれ陽性反応が出た。

 現在は陽性者と同部屋だった人たちを中心に日本選手団で濃厚接触者と定義し、追加でPCR検査を受けるという。その中に選手はいない。今後、さらに選手団で感染が拡大する可能性もある。

 会見に出席した風間明団長は「細心の注意をして、日本を発つときから対策をしていた。そこで陽性になってしまった。(鈴木と一山の)2人は調子も整えてきたので、大変、残念。日本で活躍を期待されていた方のことを思うと心が痛む。隔離期間で回復して、陰性の結果をもらって、乗り越えて、次のステップに進んでもらえるようにサポートしたい」などと語った。

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