黒沢清監督(65)がついに栄冠を手にした。ここ20年来、日本映画の第一人者であり続けてきたが、カンヌ、ベネチア、ベルリンの三大映画祭のメインコンペの賞には縁がなく、後進の河瀬直美監督や是枝裕和監督に先を越された。しかし映画作家としてのスケール、深い映画的教養に根ざした隙のない画面の強度はずぬけている。「スパイの妻」はその集大成と言え、北野武氏以来の監督賞はその実力に見あう。ようやく世界がクロサワ…
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