ブンデスリーガ史上初の無敗優勝を果たし、公式戦51試合負けなしでEL決勝に臨んだレバークーゼン。序盤にアタランタのFWアデモラ・ルックマンに先制点を奪われると、劣勢のままハットトリックを許し、0-3の完敗で準優勝に終わった。
アロンソ監督は欧州サッカー史に残る無敗記録に誇りを示す一方で、ELのタイトルを手にできなかったのは手痛いと語っている。
「アタランタは私たちより上手かったし、彼らはトロフィーに値する。今日は私たちの日ではなかった。最悪の夜だった。これほど重要な試合でこのようなことが起きたのは痛い」
「52試合目で初黒星を喫するなんて、普通ではない。我々が成し遂げたことは並外れたことであり、誇りに思うべきだ。しかし、この結果は手痛いね」
これまでレバークーゼンは土壇場の劇的な展開などで無敗をキープしていたが、アタランタには終始主導権を握られ、反撃の糸口を見つけられなかった。
「思うようなプレーができなかった。先制点の後、相手は大きなエネルギーを見せた。我々はそれに対抗する解決策を見つけることができなかった。前に押し出すことができなかったし、ゴールチャンスを作ることもできなかった」
レバークーゼンの今季の戦いはまだ終わっていない。25日には国内2冠を懸け、DFBポカール決勝でカイザースラウテルンと対戦する。
アロンソ監督は「(51戦無敗を)レバークーゼンのようなクラブで達成できたのは素晴らしいことだ。ブンデスリーガを制し、ヨーロッパリーグ決勝を戦い、シーズン最後の週を迎えた。ヨーロッパリーグ決勝では勝てなかったが、ポカール(ドイツ杯)で優勝すれば大きな意味を持つ」と勝利を誓った。
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