<ソフトバンク2-1日本ハム>◇7日◇みずほペイペイドーム
首位ソフトバンクが今季4度目のサヨナラ勝利を飾り、2位日本ハムとの直接対決で連勝した。
1-1の延長12回無死満塁で周東佑京内野手(28)が左翼に決勝犠飛。休養などで2試合連続スタメンから外れた“切り札”が試合を決めた。4回には山川穂高内野手(32)が12球団トップの9号同点ソロ。投げては5投手が1失点リレーだ。貯金は今季最多タイ「12」。2位日本ハムとのゲーム差を4・5に広げた。
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ソフトバンクがベンチ入り野手16人を使い切り、勝った。試合を決めたのは周東だ。休養などで2試合連続スタメンから外れていたリードオフマン。1-1の延長12回無死満塁、代打で登場し、決勝犠飛。日本ハム矢沢の真ん中ストレートを左翼へ運び、三塁走者の緒方を生還させた。
「ホームゲッツーが最悪なので、それはないように。外野フライを打とうと思いました。(緒方)理貢が三塁ランナーだったので、ある程度浅くても勝負をかけられると思った。フライを上げて理貢に任せようと思いました」
勝利が決まると、直前に安打でつないだリチャードから体を持ちあげられ、グルグルと回された。今季4度目のサヨナラ勝利。2位日本ハムに連勝し、ゲーム差は今季最大の4・5。貯金「12」は同最多タイまで積み上げた。
4番の1発が大きかった。0-1の4回に山川が右翼に同点ソロ。12球団トップの9号、2試合連続アーチで試合を振り出しに戻した。「逆方向にいいバッティングができたと思います」。打数を本塁打で割った本塁打率12・28は現役選手で断トツ。約13打数に1回は本塁打を放っているという計算だ。歴代でも王、バース、ブライアント、ペタジーニ、ウッズに次ぐ本塁打率の高さ。前日6日には2打席連発を放っており、2戦3発の事実にうなずける。
そして小久保監督が最もうなずいたのは投手陣だった。先発の有原が8回1失点ながら自責は0。オスナ、松本裕、藤井、ヘルナンデスのリリーフ陣は無安打無失点リレーでつないだ。指揮官は「今日勝てたのはピッチャー陣のおかげです。野手は最後に勝ち越しはしましたけど、苦しいところをピッチャー陣がしっかり12回までつないでくれた。それが勝因」とほめたたえた。
この日の勝利で日本ハムとの対戦成績が3勝2敗1分けになった。現時点でパ・リーグ5球団全てに勝ち越している。4年ぶりのリーグ優勝奪回に向け、ソフトバンクが首位を快走している。【只松憲】
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