【ロサンゼルス（米カリフォルニア州）2日（日本時間3日）＝斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手（29）が、ドジャースタジアムで行われた球団オーナー主催のチャリティーイベント「ブルー・ダイヤモンド・ガラ」に参加した。共同オーナーのマジック・ジョンソン氏（64）らに加え、世界的に有名な歌手エド・シーラン（33）のコンサートも行われた。この日はチーム休養日で、大谷は真美子夫人とともに左手薬指に指輪をはめて正装で登場し、イベント開始前に現在の心境を語った。

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互いに黒基調の正装で、大谷と真美子夫人がブルーカーペットを歩いた。すらっと背の高いスタイル抜群の豪華カップルは存在感が際立った。今年で8回目、恒例の球団チャリティーイベントに初めて参加。公の場でのツーショットは韓国での開幕シリーズ以来。大谷が代表して取材に応じ、「伝統的にやっているみたいなので。それは楽しみにしてきました」と語った。真美子夫人は後方で待機。メディア対応を終えると、再び2人そろってチャリティー会場へ向かった。

ブルーカーペットを歩く直前、午後5時30分すぎにVIPや参加者のゲストとともに球場外の駐車場に現れた。大勢の参加者でにぎわい始めた頃だったが、193センチの大谷と180センチの真美子夫人は遠目からでも一目瞭然。ともに、左手の薬指に指輪をはめ、写真撮影の時には大谷が真美子夫人の腰に手を添えた。黒のスーツはブランドアンバサダーとして契約するBOSS製。体のサイズにぴったりというよりは、緩めのスタイルだった。

結婚を発表してから約2カ月。愛犬デコピンや夫婦生活について「まだシーズン始まって間もないので、本当にこれからかなと思いますけど。生活のリズムとかは徐々にできているので、慣れてくればまたやりやすくなったりするのかなと思います」と、穏やかな表情で語った。真美子夫人にとっては、メジャーのシーズンを経験するのは初めて。遠征試合には同行していないが、休日や空き時間に愛犬と散歩に出かけるなど、新生活は順調なようだ。

球団オーナー主催のチャリティーイベントで、この日は世界的な有名歌手エド・シーランのコンサートも開催された。大谷は「コンサート自体来るのが初めてなので、まず楽しみたいなと思います」と胸を躍らせていた。1日のダイヤモンドバックス戦は欠場し、休養を2日挟んで3日から本拠地で6連戦。戦いを再開する前に、心安らぐひとときを過ごした。

○…ドジャースは3日から本拠地でブレーブスを迎える。ブ軍は現在20勝9敗で両リーグ勝率トップ。打者では昨季史上初の40本塁打70盗塁を記録しMVPに選ばれたアクーニャや、今季リーグ最多9本塁打のオズナら強打者が並ぶ。初戦は通算132勝右腕モートン、2戦目は昨季オールスターに選出された右腕エルダー、3戦目は左腕フリードが先発する。大谷は1日のダイヤモンドバックス戦を休養で欠場しており、万全な状態で3連戦に臨む。

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