ロッテ・佐々木朗希投手(22)が25日、12球団唯一の契約未更改選手となった。この日、もう一人の未更改だった楽天・辰己涼介外野手(27)がサイン。2月1日の沖縄・石垣島でのキャンプインまで時間は残されているが、現時点で更改の日程は未定。早期のメジャー挑戦を要望しているとみられるが、場合によっては異例の自費キャンプとなる可能性もある。また、佐々木朗は、労組「日本プロ野球選手会」を脱退していたことも明らかになった。
22歳の佐々木朗が近くメジャーへ移籍するためには、高いハードルが待ち受けている。
スムーズに挑戦するためには海外FA権取得が条件だが、朗希の取得は最短でも30年。あと7年NPBでプレーする必要がある。所属球団が認めればポスティングシステムを行使して移籍することは可能だが、現行制度では25歳未満ならマイナー契約しか結ぶことができない(メジャーでのプレーは可能)。山本由伸はドジャースと12年総額3億2500万ドル(約465億円=契約発表時のレート)の大型契約を結び、オリックスへの譲渡金は70億円以上となる見込みだ。だが、マイナー契約では契約額によって決まる譲渡金が限られ、ロッテ側のメリットがあまりにも少ない。今オフは、すでにポスティングの申請期間は昨年12月に終了している。
契約未更改とはいえ、昨年12月に発表された今年度の契約保留選手名簿には名を連ねており、朗希はロッテとサインしない限り今季プレーする場を失うことになる。25歳を待たずにポスティングを行使するには、今季以降の一定の活躍など、両者のルール作りが現実的な妥協点となりそうだ。(MLB担当・安藤 宏太)
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