
スポーツクライミングのパリ五輪アジア予選は11日、ジャカルタでボルダーとリードによる複合の決勝が行われ、男子は16歳の安楽
五輪出場が懸かる重圧に若い安楽は屈することなく、2位以下の選手を圧倒した。
4種類の課題に挑むボルダーは出だしから3課題連続で、最初のトライで完登する「一撃」を決めた。第4課題は落下もあったが、最後はきっちり完登でまとめると、2位に約15点の差をつけてリードへ。一発勝負のリードは前半、バランスを崩しかける危ない場面もあったが、底力を発揮して頂上まで登り切り、五輪切符を手にした。
終わってみれば、満点に近いスコアでの完勝。安定感が今夏からの成長を示していた。3位以内に入れば五輪出場が決まる8月の世界選手権では、得意のリードで本来の実力を出しきれず、4位に終わった。
「やはり力が入っていたのかなと思う。決勝の雰囲気にうまく対応できなかったかな」と涙を流した安楽。今大会での雪辱を期すと、今季初参戦のワールドカップで、ボルダーに続きリードの年間総合王者に輝き、10月には杭州アジア大会の複合も制した。今月14日に17歳になる日本の新しいエースは満を持してパリ五輪に臨む。(大舘司)
安楽宙斗 「五輪出場権を獲得できて、とても幸せ。パリで競技ができるのは楽しみ。応援してくれて感謝している」(時事)
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