◆明治安田生命J1リーグ▽第21節 横浜FM0―1川崎(15日・日産スタジアム)
川崎は後半49分にDF車屋紳太郎が劇的ゴールを決め、執念の勝利で横浜FMを下した。勝ち点1以下では優勝が厳しくなることをチーム内で共有し、セットプレーの2次攻撃ながらCB3枚が前線に残る形で1点をもぎ取った。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【7・0】「瀬川中央は天皇杯でテスト済」「押せ押せの時間にあえてシステム変更」「途中出場3人で決勝点演出」等々、神を細部に宿らせた采配で勝利をたぐり寄せる
GK上福元直人【6・5】ゴッドハンド炸裂でクリーンシート達成。ハーフウェーライン付近までカキーンと飛ばすゴッドヘッドも披露
DF山根視来【7・0】エウベルより足が遅いはずなのに追いついたりとか、五分五分のはずのガチャガチャした球際勝負で全勝したりとか、生き様を世に示す魂の90分だった
DF高井幸大【6・5】強い速い上手いの3トップに対し、そっくりそのままごまかしなしの強い速い上手いで渡り合う
DF車屋紳太郎【7・0】ボールと一緒に体もゴールに突っ込んで決勝点。「迎え撃つ」ではなく「奪いにいく」守備も◎。MOM
DF登里享平【5・5】ヒヤヒヤが続いたが決壊せず何とか耐える。ミスが目についたこと、9位が1位に勝つために必要なチャレンジを繰り返したが故のミスだったことはどちらも留意したいところ
MFシミッチ【7・0】今日も今日とて抜群の存在感。伸び代が思い浮かばないぐらい、全てにおいて高水準のパフォーマンス
MF瀬古樹【6・0】中2日ということもあって前半終了間際は本当に苦しそうだったが、変に力をセーブせず、100%を出し切った上でのお役御免となった
MF脇坂泰斗【6・5】ここ数試合、守備面での奮闘が際立つ。時に橘田みたいな守備をするので「ん?あれ誰だ?…脇坂か!」となることが最近は毎試合恒例
FW家長昭博【6・5】PKこそ外したが、存在感は圧巻。マルシーニョ的役割を担うことも増え、これがまた効果的。スピードだけが「抜き去る」ではないと、その太い腕と巧みな重心移動が教えてくれる
FW宮代大聖【5・5】シュート0本。不慣れなポジションとはいえ、守備でもう少し粘れないと来るパスも来なくなってしまう
FW山田新【6・0】ガムシャラに闘ってジャブを打ち続けたことは、ピッチを退いた後に花開いた面もあった
MF橘田健人【6・0】後半15分IN。シュート2本を放つなど、積極的姿勢でチームを押し上げる
MF遠野大弥【6・5】後半15分IN。決勝点に絡み、嫌な位置取りからのランニングで相手守備を切り裂き攻撃を活性化
MF瀬川祐輔【6・5】後半22分IN。イニエスタ級のエンジェルパスで決勝点を演出。中央でのプレーは見ていて楽しいし、やっていても楽しそう
DF佐々木旭【6・0】後半38分IN。ラストパス、シュートはどちらも捉えられなかったが、CBが本職の対面DFの痛いところを突くプレーが光った
DF大南拓磨【7・0】後半38分IN。積んでるエンジンが違う。グアーっと鬼の形相で突進し、優しさ溢れるパスを送って決勝点アシスト
カミス・モハメド・アルマッリ【6・0】審判交流プログラムで来日中。基準が日本とカタールで異なると思われるので評価は難しいが、どうですか。Jリーグの試合、面白いですよね
※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島智哉)
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