名古屋場所は、14日目の22日の取組の結果、平幕の北勝富士と新入幕の伯桜鵬、それに関脇 豊昇龍が3敗でトップに並び、優勝争いは、この3人に絞られました。
千秋楽の23日、豊昇龍は伯桜鵬と、3敗どうしの大一番です。
初顔合わせの2人は、動きのいい力士どうし、激しい相撲が予想されます。
豊昇龍は、立ち合いを制して右四つに持ち込み、相手の動きを見極めながら寄りや投げを打ちたいところです。
伯桜鵬は、ここ2日間、優勝争いトップの力士を立て続けに破っています。
鋭い立ち合いの当たりから左腕を懐に差し込み、前に圧力をかけることができれば勝ちが見えてきます。
もう1人の3敗、平幕の北勝富士は、4敗の錦木との一番で、過去の対戦では5勝6敗と北勝富士が負け越しています。
北勝富士は、22日の負けを気にせずに、立ち合いから踏み込んで組ませず、得意の押し相撲を貫ければ優位に進められます。
錦木は、3連敗と苦しんでいますが、持ち味の力強い相撲で前に出て、白星を1つでも伸ばしたいところです。
先に取組がある、北勝富士が勝った場合、豊昇龍と伯桜鵬の勝者による優勝決定戦にもつれ込みます。
北勝富士が敗れた場合は、豊昇龍と伯桜鵬の勝者が優勝となります。
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