今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月3~16日/グラスコート)の女子シングルス準決勝でマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 6-3で下し、グランドスラム初タイトルにふたたび王手をかけた。試合時間は1時間14分。
四大大会でボンドルソバが同ラウンドを突破したのは、準優勝を飾った2019年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来でキャリア2度目となる。
ウインブルドンに2年ぶり5度目の出場となる24歳のボンドルソバは、前回プレーした2021年にシングルスで1勝をマーク。そのときは大会初勝利を挙げたあと、2回戦でエマ・ラドゥカヌ(イギリス)に2-6 4-6で敗れていた。
この結果でボンドルソバは、スビトリーナとの対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。直近では2021年7月に東京オリンピック(東京・有明テニスの森/ハードコート)の準決勝で顔を合わせ、ボンドルソバが6-3 6-1で勝っていた。そのとき敗れたスビトリーナは3位決定戦でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を倒し、銅メダルを獲得していた。
今大会でのボンドルソバは1回戦でペイトン・スターンズ(アメリカ)を6-2 7-5で、2回戦で第12シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-3 6-3で、3回戦で第20シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-1 7-5で、4回戦で第32シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を2-6 6-4 6-3で、準々決勝では第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 2-6 6-4で破って4強入りを決めていた。
ボンドルソバは決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)の勝者と対戦する。
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