今季終了後にフリーエージェント(FA)となる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、8月1日(日本時間2日)のトレード期限を目前に去就問題に注目が集まっている。米経済誌の名物記者は「ヤンキースはショウヘイ・オオタニを必要としている」と主張。昨季ア・リーグMVPを争ったアーロン・ジャッジ外野手との共演が実現すれば、「ルースとゲーリッグになりえる」と伝説のコンビとなぞらえている。
元スカウトの米経済誌記者が伝説のコンビとなぞらえる
今季終了後にフリーエージェント(FA)となる米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、8月1日(日本時間2日)のトレード期限を目前に去就問題に注目が集まっている。米経済誌の名物記者は「ヤンキースはショウヘイ・オオタニを必要としている」と主張。昨季ア・リーグMVPを争ったアーロン・ジャッジ外野手との共演が実現すれば、「ルースとゲーリッグになりえる」と伝説のコンビとなぞらえている。
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大谷とジャッジが同じ打線に並んだら……そんな想像をめぐらせたのは、アストロズ、マリナーズでスカウトを務めていた米経済誌「フォーブス」のバーニー・プレスコフ記者だ。同誌に掲載された「オオタニとジャッジはヤンキースでルースとゲーリッグになりえる」と題する記事では、「オオタニとジャッジが一緒にプレーすれば何を成し遂げるだろうか」と夢想している。
今季はここまで勝率5割を上回りながらもア・リーグ東地区で最下位に沈んでいるヤンキース。昨季はメジャー最多の254本塁打をマークしていたが、プレスコフ氏は「現在のヤンキースのロースターは、名高いブロンクス・ボンバーズとは程遠いと言えるだろう」と打線のパンチ力不足を指摘する。
昨季ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ったジャッジは6月3日(同4日)以降、右足親指靭帯の断裂で欠場が続く。しかし、2か月近く離脱しているにもかかわらず、今季19本はチームトップ。「このチームは怪我を負ったスラッガー、ジャッジがいなければ別物だ。この補強において、ヤンキースはオオタニを必要としている」と主張する。
昨季MVPを争った大谷とジャッジの夢の共演。同氏が引き合いに出したのは、ヤンキースで共に永久欠番となっている伝説の名選手ベーブ・ルースとルー・ゲーリッグだ。通算714本塁打のルースと493本塁打のゲーリッグは10シーズンに渡ってヤンキースで共闘。3、4番で並ぶことが多く、10年間で3度のワールドシリーズ制覇に貢献した。
ルースとゲーリッグのように、オオタニとジャッジは並んで打順に入るだろうと予想した同氏。「健康であれば、2人の球界最大のスラッガーはヤンキースのユニホームを着て巨大なダメージを(相手に)与えられるだろう。もしエンゼルスがヤンキースにショウヘイ・オオタニをトレードすれば、パワフルなブロンクス・ボンバーズが戻ってくるかもしれない」とまとめた。
(THE ANSWER編集部)
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