日本代表MF三笘薫(25)の所属するブライトンが、ホームでマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利した。

三笘は4月29日のウルバーハンプトン戦は疲労を考慮してベンチスタートとなっていたため、2試合ぶりの先発復帰となった。同24日にFA杯準決勝でPK負けした相手とのリベンジマッチにフル出場し、勝利に貢献した。

チームは、後半アディショナルタイムにVARが介入し、相手DFのハンドによるPKを獲得。背番号10番のMFマクアリスター(24)がゴール左上に蹴り込み、ゴールネットを揺らした。チームはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位まで順位を上げた。

いつも通り左MFで先発した三笘は、前半4分、相手のDFの横パスを鋭い出足でカットし、GKデ・ヘア(32)と1対1に。デ・ヘアの顔面に防がれたが、同13分にペナルティーエリア内で惜しいシュートを放ち、後半50分にもコーナーキックの流れから際どいシュートを放つなど、相手の脅威となり続けた。

FA杯で対峙(たいじ)し、押さえ込まれたマンチェスター・ユナイテッドDFワンビサカ(25)との見応えのあるマッチアップも注目を集めた。