「かなだい」高橋大輔・村元哉中が引退表明…今季国際大会初Ｖ、日本選手権も制す - 読売新聞オンライン

　フィギュアスケートのアイスダンスで昨年の全日本選手権を制した村元哉中（かな）（３０）、高橋大輔（３７）組（関大ク）が１日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。高橋は「今季をもって競技生活から引退することを決断しました」と語った。

　高橋は男子のシングルで２０１０年バンクーバー五輪銅メダルを獲得。同年の世界選手権や１２年グランプリ（ＧＰ）ファイナルで日本男子初の優勝を飾るなど、エースとして日本を引っ張った。１４年に一度現役を退き、１８年に復帰。２０年から、１８年平昌（ピョンチャン）五輪アイスダンス日本代表の村元をパートナーとして、アイスダンスに挑戦してきた。

　２１年の全日本選手権は２位で、目標だった２２年北京五輪出場を逃したが、２２～２３年シーズンも村元とのカップルを継続。昨年１０月には国際スケート連合（ＩＳＵ）公認の国際大会で初優勝し、同１２月の全日本選手権で初優勝を飾った。今年３月にさいたま市で開かれた世界選手権はフリーで自己ベストを更新するなど日本勢過去最高に並ぶ１１位で、高橋は「やっと、完璧に近いと言っていい演技ができた」と語っていた。

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