きょう２２日先発の大谷翔平、初の中３日と長距離移動と正捕手不在の“三重苦”が立ちはだかる - スポーツ報知

◆米大リーグ　ヤンキース９―３エンゼルス（２０日・ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）

　【ニューヨーク２０日（日本時間２１日）＝安藤宏太】エンゼルス・大谷翔平投手（２８）が２０日、敵地・ヤンキース戦に「２番・ＤＨ」でフル出場したが、３打数無安打で今季最長の１２打席連続安打なしとなった。チームも完敗し、２連敗で借金１となった。

　２１日（日本時間２２日）のロイヤルズ戦（本拠地）は、大谷が先発して連敗ストップを託されるが、“三重苦”も立ちはだかる。

　〈１〉初の中３日　１７日のＲソックス戦（敵地）は、１時間２５分の降雨中断の影響で２回３１球で降板。球数が少なく「逆に空ける意味がない」と首脳陣と相談した上で、メジャー初の中３日でマウンドに上がる。試合前にはブルペンで４２球を投げたが、納得がいかず天を仰ぐ場面もあった。

　〈２〉長距離移動　試合後に約６時間のフライトでニューヨークからアナハイムへ大陸を横断。ネビン監督は「寝る時間はあるから大丈夫だ」としたが、メジャーならではのタフな移動だ。

　〈３〉正捕手不在　今季全４試合でバッテリーを組むオハピーが左肩を負傷。途中交代となり、涙を見せた。２１日はタイスと今季初バッテリーを組むことが有力だ。

　ロイヤルズとは、昨年６月２２日に８回を投げ自己最多１３Ｋで２安打無失点。打っても同２１日に自己最多８打点をマーク。過去のロ軍戦は１８試合で通算５９打数２３安打、打率３割９分で同一リーグ相手で最も高い。大谷が、嫌な流れを一掃する。

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