阪神は四回、ノイジーが来日初本塁打となるソロで先取点を挙げた。
巨人は八回、岡本和がチーム初安打となるソロを放って追いついた。
両チームとも九回を無得点で終え、試合は延長戦に入った。
阪神は十回、近本の適時打で1点勝ち越し。最後を湯浅が締めた。
「いけたかなあ、完全試合」。勝利後の阪神・岡田監督は複雑な表情を浮かべて語った。プロ初勝利を目指し、通算4試合目の一軍マウンドに上がった村上が七回まで一人の走者も許さない完璧な投球。八回の打席で代打がコールされると、東京ドームは騒然とした。
序盤から攻めた。奈良・智弁学園高の先輩だった岡本和を抑え、丸、中田翔、坂本らの打球は力なく打席と反対方向に飛んだ。2年連続最多勝の青柳に指導を仰ぎ、1月の合同自主トレで「脱力」の重要性を教わった。8割程度の力感で制球を優先し、スムーズな体重移動などを体に染みこませた。「今は勝手にいい球がいく」という状態でこの日を迎えていた。
7回84球。岡田監督は打球が外野に飛び始めたのが気になって「迷いなく代えた」と言いつつ、「(リードが)3点あれば(続けて)行かせたかもしれん」と胸のつかえを吐露した。村上自身は「交代か、ぐらいの感じ。七回を投げ切れてよかった」。3年目の阪神、村上。野球ファンは一晩で、その名を強烈に記憶したはずだ。(西井遼)
阪神・岡田監督 「村上は調子がいいのは把握していたけど、あれだけの投球をしてくれるとは。(初勝利はならなかったが)チームとしての勝ち星は村上のものと思っている」
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