大リーグ、アスレティックスの藤浪晋太郎投手が、本拠地のオークランドで行われたメッツ戦に先発登板し、7回途中を投げて3失点に抑えましたが、3敗目を喫しました。
デビュー戦から2連敗の藤浪投手は15日、初勝利をかけて千賀滉大投手が所属するメッツ戦に中6日で先発しました。
1回は、2アウトからツーベースヒットを打たれたものの、続く4番バッターで今シーズンここまで6本のホームランを打っているアロンソ選手から得意のスプリットで三振を奪い、無失点で切り抜けました。
藤浪投手は持ち前の力強い速球を軸に3回までヒット2本に抑え、2点リードの4回は、アロンソ選手に7号のソロホームランを打たれて1点をかえされましたが、その後は追加点を許さず6回まで投げて大リーグで初めて勝ち投手の権利を得ました。
しかし、7回は、先頭バッターに150キロの速球をレフトスタンドに運ばれ同点ホームランで勝ち投手の権利を失いました。
さらに次のバッターにフォアボールを与えたところでマウンドを降りたあと、リリーフピッチャーが打たれて藤浪投手が残したランナーが勝ち越しのホームを踏みました。
試合はそのままアスレティックスが2対3で敗れ、藤浪投手が負け投手となって開幕から3連敗となりました。
球数は92球で打たれたヒットが4本、フォアボールとデッドボールが合わせて3つ、三振は5つ奪って3失点で初勝利は持ち越しとなりました。
藤浪 この試合で初の「クオリティースタート」達成
試合後、藤浪投手は「二回り目、三回り目でもある程度まっすぐで押し込めたのでその辺りはひとつの収穫だし、今後に生かしていけると思う。7回を粘ることができたら本当にベストだったが、次回以降の課題として捉えたい」と話し、一定の手応えを感じている様子でした。
最速158キロをマークしたストレートは、この試合で投げた92球のうち、54%にあたる50球で「ある程度自信を持って投げたし、それが良い形で出た試合だった」と話しました。
そして「今までは常に90、95%の力を出して投げていたが、きょうは本当に軽く投げるくらいの気持ちで投げた。選手やコーチから、『もっと自分に自信を持て』とよく言ってもらい、そういうメンタルが良い形で出たのかなと思う」と話し、精神面での切り替えも功を奏した様子でした。
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