Search

エンゼルス、突然の「売却中止」今オフFA資格得る大谷翔平、契約金は史上最高5億ドル?オーナーの引き留め策はいかに:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

大谷翔平(AP)

大谷翔平(AP)

 大谷翔平が所属するエンゼルスのモレノ・オーナーは23日、球団売却の手続きをストップし、売却を取りやめると発表した。

     ◇

 昨年8月、エンゼルスが球団売却の手続きに入ったと発表した。その衝撃のニュースから5カ月。モレノ・オーナーから「売却中止」との声明が出された。NBAウォリアーズのレイコブ・オーナーらが買収に興味を示すなど、売却に向け順調に歩を進めているように見えたが、一転して継続保有を決めた。

 モレノ・オーナーは声明文で、「売却の過程で、まだ仕事は終わっていない、ファンにワールドチャンピオンを再びもたらしたいと感じた」と説明。2002年以来、遠のく頂点に決意を示し、翻意の理由を説明した。これが本音なのか定かではないが、今オフのエンゼルスの動きは、売却するチームとは思えない一面もあった。

 オフに入って、ミナシアンGMは積極的に補強。派手な手は打たなかったが、ドジャースから先発アンダーソンと3年契約をまとめたのを皮切りに、強打のレンフロー外野手や使い勝手のいいウルシェラ内野手をトレードで、救援のエステベスやドゥルーリー内野手をFAで獲得。課題の選手層を厚くし、堅実な補強にまい進した。

 GMは「オーナーシップはオフの初日からいいチームを作ることに理解を示していた。歴史的に見ても、売却を検討するチームがこれほど積極的な動きはしていなかった。フロントとオーナーで、勝ちたいという共通認識がある」と話していた。オーナー自身「売らない」という選択肢も頭にあったのかもしれない。

 このオーナーの継続保有が、今オフにFAの資格を得る大谷翔平選手の去就にどう影響するのかが最大の焦点だ。大谷の契約金は、史上最高額の5億ドルに達するとの見方も多い。今オフ、目立った補強をしなかったドジャースや莫大(ばくだい)な資金力を誇るメッツなど是が非でも「大谷獲得」を狙うライバル球団がいるなか、モレノ・オーナーはどういった引き留め策を用意するのか。まずは今季、長らく低迷しているチームが躍進しないと、大谷とエンゼルスは異なる道を歩むことにだろう。(阿部太郎)

関連キーワード

Adblock test (Why?)



from スポーツ - 最新 - Google ニュース https://ift.tt/J1kpVMH
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "エンゼルス、突然の「売却中止」今オフFA資格得る大谷翔平、契約金は史上最高5億ドル?オーナーの引き留め策はいかに:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.