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青木功が聖地で涙 「全英オープン」中継から勇退 - ゴルフダイジェスト・オンライン

◇メジャー第4戦◇全英オープン 最終日(17日)◇セントアンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7297yd(パー72)

テレビ朝日系列で生中継された「全英オープン」でラウンド解説を務めた青木功、ゴルフキャスターの戸張捷(とばり・しょう)氏が、同大会に関する放送の第一線から退くことになった。セントアンドリュースで行われた第150回大会で勇退。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会長でもある青木は「思い出がよみがえってきた。言葉にならない」と涙で世界最古のトーナメントに別れを告げた。

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選手として全英に9回出場、7位を3回記録した青木は1991年に解説陣に加わり、各コースでリポートを担当。来月80歳になる今年はゴルフの聖地を歩き、日本人選手のプレーや優勝争いを見守った。放送終了直前に「30年もテレビ朝日さんに解説でお世話になった。時代が変わるときに自分がいられて良かった」と、込み上げた万感の思いから声を上ずらせた。

同局は1982年から全英オープンを中継し、76歳の戸張氏は開始当初から放送に携わった。「全英オープンという世界で一番古いトーナメントの歴史の一部分を放送でお手伝いできて大変幸せでした。僕も(涙を)こらえながらしゃべっている。全英オープンはそういう気持ち、感情を与えるトーナメントだと知っておいてもらえるとうれしい」と思いを次世代に託した。

青木は1978年、キャリアで2回目の全英をセントアンドリュースでプレーし、尾崎将司中嶋常幸とともに聖地で初めて決勝ラウンドに進んだ日本人選手になった。ほかの大会では今後も、現地や放送席からお茶の間に声を届ける予定。「おれのゴルフ人生は幸せだよ。ゴルフ発祥の地でお別れができて良かった。これからの人生はまた日本でやろう」とうなずいた。

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