第104回全国高校野球選手権山梨大会決勝 山梨学院17-1甲府工 ( 2022年7月25日 山日YBS )
山梨学院が甲府工を17-1で下し、3年ぶり10度目の甲子園大会出場を決めた。総合力の高さを武器に第104回全国高校野球選手権大会(8月6日から17日間、甲子園)に乗り込む。甲府工は16年ぶりの甲子園大会出場はならなかった。
初回に4点、3回に6点とビッグイニングを作るなど圧倒的な打力で17点を奪取。山梨大会が単独開催となった1978年以降、決勝最多得点のい新記録をマークした。これまでの最多は1987年東海大甲府の15点だった。
危なげなく山梨の山を登り切った。2、3回戦は打力を見せつけてのコールド勝利。総合力の高さを示したのは準決勝だ。夏13回出場の強豪・東海大甲府を相手に無安打で先制。その後もソツなく攻め続け、ペースを渡すことなく逃げ切った。先発の山田悠希(3年)からエースの榎谷礼央(3年)の継投も安定感抜群だった。
甲子園常連校となりつつあるが、聖地では以外にも1大会1勝が最高。前回出場まで3回連続で初戦で敗れている。投打とも充実の戦力をそろえる今年。1大会2勝、それ以上の成績が期待される。
◇山梨学院 甲子園への足跡◇
2回戦 31-0 白根
3回戦 11-0 塩山
準々決 7-1 駿台甲府
準決勝 6-3 東海大甲府
決 勝 17-1 甲府工
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