居酒屋でスプレー缶を30秒ほど噴射したところ、夜の繁華街が騒然とするような事態となった。
居酒屋の店内を撮影した映像。
窓ガラスが割れているのがわかる。
下をのぞくと、粉々になったガラスが道路一面に飛び散っていた。
騒然となった繁華街。
11日夜、千葉・習志野市にある居酒屋で突然、爆発が起こった。
爆発を目撃した人「音がバァンじゃなくてダァンと鳴って、ガラスがバリーンと落ちてきた」
道路を見てみると、ガラスの破片が広い範囲に散らばっていて、車が通るとパチパチとガラスを踏んだ音が聞こえてくる。
降ってきたガラスの破片は、道路を歩いていた人を襲った。
店内にいた人「外に歩いていた方と話したら、歩いていた人は、スーパーの帰りに入れていた豆腐にガラスが刺さって、豆腐の袋が破れていたりしたので、ガラスはすごく飛び散ったんだなと」
この事故で、居酒屋の客や通行人など5人が負傷。
警察によると、爆発の原因とみられているのはスプレーだというが、どういうことなのか。
起きた場所はキッチン。
店員2人が、食洗機の下に向かってスプレーを30秒ほど噴射したところ、爆発したという。
居酒屋は、縦長で広さは83平方メートルほど。
3LDKほどの広さ。
食洗機から窓ガラスまでは、かなり離れている。
密閉空間でスプレー缶を使った実験映像。
部屋に見立てた箱にガスを充満させ、火をつけた。
すると、ガスに引火し、大きな爆発が起こった。
しかし、ここで1つの謎が。
当時、キッチンのコンロは火がついていなかったという。
では、どうして引火した。
その可能性について専門家のNITE 製品安全センター・柿原敬子さんに聞いてみると「電化製品の中には、スイッチをONにした時、火花が出る製品もある。それが引火した可能性も否定できない」と話した。
スプレーを噴射しガスが充満すれば、ちょっとしたことでも引火してしまうという。
これは、自宅のキッチンでも起こり得るという。
例えば、換気扇。
スプレー式の洗浄剤を使い、掃除をしたあとに、スイッチを入れると、火花が出て引火する可能性がある。
さらに冷蔵庫も。
モーターが自動で動き出すときに火花が出る。
これが火災につながることもあるという。
かつて、スプレー缶には不燃性のフロンガスが使われていたが、環境への配慮などから、今は可燃性のガスが使われている。
その結果、スプレー缶による事故も起きている。
2018年、北海道・札幌市のビルで、消臭スプレー缶のガス抜き作業中にガスが引火し、爆発した。
スプレー缶が原因とみられる火災は、2018年の1年間だけで91件。
日常に身近なスプレー缶だが、扱いによっては危険であることを意識する必要がある。
"キッチン" - Google ニュース
February 12, 2020 at 05:04PM
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キッチンでスプレー30秒 居酒屋が爆発 一体何が!? - www.fnn.jp
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