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苦肉の緒方理貢の一塁起用「点が入らない後悔の方が…」 小久保監督のコメント全文 - taka.full-count.jp

9回に巨人のリクエストに抗議「時間がかかり過ぎじゃないか」

 ソフトバンクは29日、敵地・東京ドームでの巨人戦に0-1で延長12回サヨナラ負けを喫した。先発の大関友久投手は7回2安打無失点と好投したものの、打線が先発の堀田ら巨人投手陣を最後まで打ち崩せず。リリーフ陣もダーウィンゾン・ヘルナンデス投手、松本裕樹投手、津森宥紀投手、藤井皓哉投手が無失点で繋いだものの、守護神のロベルト・オスナ投手が吉川にサヨナラ打を浴びた。試合後の小久保裕紀監督のコメント全文は以下の通り。

○小久保監督
――ピッチャーに負担がかかる展開に。
「そうやね。向こうも似たり寄ったりだけど、なかなか、同点の最後は難しいですよね。ピッチャーは責められないですよね」

――大関投手は素晴らしかった。
「もちろん。でも、そんなチャンスらしいチャンスもなかったよね。それよりも緒方ファーストにドキドキして、それであれのミスでやられたら、もう俺の責任なんで。ファームでファーストやらせていた経験があるから、それもなかったら絶対に(やらない)。あそこで代走出さずにヒットが出て、点が入らない後悔の方が、守備のミスよりもって、天秤にかけたら、そっちやったので。ダブル替えも考えたけど、拓也1人になってしまうんで、それしたら放棄試合になる可能性があるから。緒方に一番負担かけたなという試合でしたね」

――審判に説明を求める場面もあった。
「リクエストって時間が経ったらできないと言われていたんで、『なんで?』ってなって。時間経って、あのタイミングでってなったらね。我々がそのまま判断して、一連の流れで確認の時間、治療の時間とかあって、それは一連の流れなんで、おかしくないって判断したのでリクエストしますって。何のためのタイムかわからない、と抗議しただけです」

――最初はファウルの判定だった。
「そうそう。で、手が痛いってきて、バッティングコーチと話して、手に当たってるのになんでって言って、コーチが(ベンチに)帰っていってからリクエストだったんで。時間がかかり過ぎじゃないかっていう話をした。それなら当たった時にすぐにリクエストしないと駄目なんじゃないですか、ということです」

――周東くんに代打を出す場面もあった。
「あそこは三森までは用意させていた。もう1個前から順番に用意させていたので」

――柳田選手が無安打だとなかなか点が入らない。
「なんかそうやって(記事に)書いとるね。それは主軸やから、そういうことになるっていうか、あまりそこは気にしていないんですけど」

――明日は打線の奮起を期待したい。
「そりゃそうでしょ」

(長濱幸治 / Kouji Nagahama)

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