球団初のセ・リーグ連覇を目指す岡田阪神が、開幕戦を落とした。
要所を締めてきた青柳晃洋投手(30)が無死二塁から、打者戸郷の初球を投げる前に痛恨のボーク。1死後、佐々木の遊ゴロで先制のホームを踏まれ、さらに梶谷に痛恨の先制2ランを浴びた。2年連続の開幕投手に指名された青柳は5回3失点で降板した。
打線はもう1歩で巨人戸郷を打ち崩せなかった。初回、2回と1死から安打が出た。3回は1死一、二塁としたが右翼梶谷の大ファインプレーでまさかの併殺。球場のムードも巨人にもっていかれた。
阪神岡田彰布監督(66)はコンディション不安の中、4番で出場し、ノーヒットだった大山悠輔内野手(29)の状態を心配した。
一問一答は以下の通り
-紙一重の試合
「なあ。流れ変わったな、梶谷のところな」
-あれが抜けていたら
「そら、大違いやろ」
-青柳は球は走っていた
「おお、そんな悪なかったと思うけどな。ちょっとボークもなあ。あれなあ。もったいなかったけど」
-その後も集中力を切らさず投げた
「まあな、結局、梶谷になったからのお。あのホームラン痛かったけどなあ。1点じゃのお、ぜんぜんな、そら分からんかったけどな」
-次の1点を防ぐために、木浪のバックホームの判断は
「いやいや、そらバックホーム態勢やから。そら当たり前やから」
-2点目をとりに巨人が走者を進めてきた
「だからそれ言うてるやん、走るメンバーがあるから、やってくるいうのはだいたいのお」
-中盤以降、戸郷も立ち直った
「全然立ち直ってないやろ、おーん。そんなええことないと思ったけどな。まあでもな、あっこからやったけどな、ホームランが大きかったよな、おーん。まあ100(球)いっとったからな、6回までやな思っとったからな。1点と3点の違いやわな、投げんのも」
-西館を含めて巨人の勝ちパターンは手ごわそうか
「いや、そらない。まだそんなん、1試合でお前(笑い)」
-大山と佐藤輝が打たないと
「大山はちょっとなあ。踏ん張れてないなあ」
-突貫的に出場した。
「どっしり振れてないもんな。ストレートにな」
-センターフライもスタンドまで行ってもおかしくなかった
「そら万全じゃないなあ。今日のスイングを見とったら、万全じゃないよな。そら、フリーバッティングのボールと違うからのう。まあでも、今日に合わせてたわけやからのう」
-前川はいいものを見せてくれた
「だってええものっていうか、打つと思っているから右ピッチャーで使うって言うてるんやから。ええもんじゃない。それは。普通。そうやろ?」
-大山は使いながら
「ちょっと明日の状態見な分からへんなあ。もう最後もちょっとなあ」
-そんな悪いか
「そらあ試合出てなかったんやから」
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