バルセロナの元スペイン代表DFピケが現役引退発表…5日のアルメリア戦がラストゲームに - Goal.com

【欧州・海外サッカーニュース】2008年にバルセロナに復帰したジェラール・ピケは公式戦600試合以上に出場し、数々のトロフィー獲得に貢献してきた。

バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケは、現役から引退することを発表した。

2008年にマンチェスター・ユナイテッドから復帰して以降、アカデミー時代を過ごしたバルセロナでプレーを続けているピケ。しかし、近年は負傷やコンディション不良に泣かされ、さらにピッチ外でも話題に事を欠かない同選手は今シーズン、ここまで9試合に出場したのみとベンチを温める時間が増えていた。

この状況を受け、ピケの将来に関する憶測が広がる中、同選手は3日に自身の『Twitter』に動画を投稿し、現役引退することを発表した。

幼少期の自身が映った映像の中でピケは「バルサに加入してから25年が経った。僕は去り、ここに帰って来た。フットボールは僕にすべてを与え、バルサは僕にすべてを与え、君たちクレも僕にすべてを与えてくれた。そして今、この少年が抱いたすべての夢が叶った。今がこの旅に終止符を打つタイミングだと決断したことを君たちに伝えたい」と話し、週末の一戦がホームラストマッチになることを明かした。

「この土曜日の試合が僕のカンプ・ノウでの最後の試合になる。そして、僕は一ファンになり、チームをサポートすることになる。僕の家族が僕に対してしてくれたように、バルサへの愛情を僕は子供たちへとつなぐことになる。そして、遅かれ早かれ僕はバルサに戻り、カンプ・ノウで君たちと再会する。バルサ、万歳」

2008年のファーストチームデビューからここまでバルセロナで通算615試合に出場したピケは、8度のラ・リーガ優勝や4度のチャンピオンズリーグ制覇など数々のトロフィーを勝ち取り、リオネル・メッシやアンドレス・イニエスタ、チャビ・エルナンデスらとともにクラブの黄金時代を築いた。

また、スペイン代表としては2009年にデビューを飾ると、2018年の引退まで102キャップ5ゴールを記録。2010年のワールドカップ制覇と2年後のEURO2012制覇を成し遂げていた。

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