食卓に起きた「大変化」
今年春の緊急事態宣言下、食卓では大きな変化が起こっていた。それはどんな変化なのか。 【写真】日本の家庭料理はハイスペックすぎる。世界の食卓は意外と質素 クックパッド株式会社が、5月27~29日にクックパッド利用者に対して行った『最近の食生活に関する調査』と、レシピブログとインスタグラマーコミュニティ「フーディーテーブル」を運営するアイランド株式会社が、6月10日~16日に利用者に行った「緊急事態宣言解除後の生活の変化に関するアンケート」をもとに分析したい。 この時期、子供たちの学校が休校になって、仕事がリモートワークになり、家族が揃って毎食摂ることになったという人は多い。毎日発生する家事が多くなり、子供たちのケアも必要になって、保護者の負担は大きくなった。 DVが増えるなどの問題を抱える家族が増えた一方、協力して家事に当たり、絆が深くなったという声も報道されている。そのポジティブな変化が、二つのアンケートからうかがえる。 以前にも書いたが、2010年代後半、家庭料理の世界では時短レシピがブームになっていた。子育てしながら働く女性が増えたことがその要因で、多忙な生活を送りながら食卓を整える大変さが表れた流行だった。 同じ頃、家事に手間をかけることで暮らしを楽しむ「ていねいな暮らし」という言葉が流行ると、そのライフスタイルに対する反発も起こっていた。
ていねいな暮らし、再び?
ところがコロナ禍で起こったのは、反感を覚える人が多かったはずの、ていねいな暮らしを楽しもうとするトレンドだった。どちらのアンケートでも、時短料理と並んで、本格的な料理や手作りパン・お菓子が人気だったのだ。 アイランドの調査で、自粛期間中特に困ったこととして挙げられた家事の悩みは「毎食料理を作ることが大変」で、36%もいた。 料理するうえで重視するようになったことの上位は、健康重視の「栄養バランス」が51%、「免疫力アップ」が44%だったが、次に多かったのが、「簡単」・「節約」でそれぞれ32%、「時短」が30%。1日3回家族全員分作る負担の大きさがうかがえる。 しかし、必ずしも1人ですべて背負って大変だった人ばかりではなかったようだ。 「家族で過ごす時間が増えて、それに伴い会話が増えた。一緒の時間に皆揃って食事をとるようになった」「運動できない分、栄養を考えるようになった」「夫婦で話す時間が増えて、お互いの考えが共有しやすくなった」「主人が積極的に料理するようになった」などの回答が寄せられている。 困難を乗り切るための家族の協力関係ができたからだろうか。 今後料理する機会が増えるとしたらどんな料理を作りたいか、という質問に対する回答には、時短だけでない傾向が表れた。 1位は「短時間で作れる料理」で68%、5位も時短が望める「パスタやうどん、焼きそばなどの麺類」31%だが、2位から4位は真逆の傾向で、「手作りのパンやスイーツ」50%、「いつもより手間や時間がかかる料理」43%、「外食で食べるような料理」36%となっている。
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September 09, 2020 at 03:01PM
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コロナで日本の家庭料理に「大変化」が起きていた…!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
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