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ジップつきのシリコンバッグで、プラゴミから地球を守るキッチン改革。【今週のサステナTips】 - VOGUE JAPAN

プラスチックごみの7割以上は焼却処理。

プラスチック製の袋に食品を保存したり加熱したりする時、人間の体にとって有害な化学物質が食品に溶け出す恐れがある。さらに、プラスチックごみは海洋汚染や気候変動など、環境に甚大な被害をもたらしている。Photo: Julia Ewan / Getty Images

お弁当に、作り置き食材に、食品の冷凍保存に、子どもの着替え入れに……。なかなか手放せないジップつきのプラスチック袋だが、気がつけばその利便性に甘えて環境問題への意識が薄れていないだろうか。

2018年6月にUNEP(国際連合環境計画)が発表した報告書によると、世界の中でも日本の人口1人当たりの使い捨てプラスチック容器の廃棄量は、アメリカに次いで多い。

一方、この報告書では日本のプラゴミのリサイクル率が84%と世界トップクラスであることも示されている。リサイクルを意識したゴミ分別の賜物だろう。しかし、その大半は焼却時に発生する「熱エネルギー」を回収し、利用するというリサイクル形態をとっている。そのため、実態としては日本のプラゴミの7割以上は「焼却処理」されているのだ。

プラスチック代替品を取り入れよう!

ジップつきのシリコンバッグ「スタッシャー」。プラスチック製品に比べ、健康面でも安心して使える。また、繰り返し利用できることから、地球にも優しい。Photo: stasher

つまり、環境破壊を防ぐためには、私たち一人ひとりがプラスチックを使う量を減らしていく必要があるのだ。そこで紹介したいのが、何度も再利用ができるスタッシャー(stasher)という保存容器だ。

使用されているのは、主に砂や酸素といった天然資源から作られた100%ピュアプラチナシリコン素材。開閉口は独自のピンチロックで密閉力が高く、マイナス18℃〜250℃まで幅広い温度帯に対応している。そして、食洗機にも入れられるため、衛生的に手入れできる。

オーブンに冷凍に、マルチな活用術。

開閉部分は特許技術のピンチロックシステムを採用し、高い密閉性をかなえる。Photo: stasher

ここで、スタッシャーの活用方法いくつか紹介しよう。お弁当のサンドウィッチを入れたり、フルーツや野菜などを入れたりと保存容器としてはもちろん、調理器具としても使えるのだ。

野菜を入れて電子レンジで加熱すれば、蒸し野菜が簡単にできる。また、肉や魚を入れて低温調理をすれば、旨味や栄養素を逃すことなく、ローストビーフやサラダチキンも作れてしまう。

オーブン調理もOKなため、鶏肉やハーブを一緒にいれて、口の部分を少しあけて調理すればローストチキンだってお手の物。洗い物も少なくて済むので、家事の時短にも繋がる。

数分で手軽に調理ができるため、忙しい人にもおすすめ。また、オーブン調理の際は、均一に加熱するため食品が焦げにくい。Photo: stasher

野菜とお酢などの調味料を入れて冷蔵庫で寝かせれば、鮮度を保ったまま美味しいピクルスやマリネなども作れてしまう。

もちろん長期保存したいフルーツや野菜、作り置きのおかずなどを入れて冷凍保存も可能。自立できるマチつきタイプは、カレーやスープなどの液体の保管にも最適だ。

冷凍保存をすることで、食材のロスも防ぐことができる。Photo: stasher

あるいは、密閉性の高さを利用して、旅行の時にスキンケアなどの液体のものを収納したり、外出時に汚れてしまいがちな子どもの着替えを入れたりと使い方は無限だ。

人と地球に優しいアイテムで、楽しいエコライフを送ろう。

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Text: Mina Oba

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May 11, 2020 at 06:00AM
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